| ■ 私と葉隠 | 平成13年1月1日(月曜日) |
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「君、葉隠についてどう思うんや?」あれは昭和58年のことです。松下政経塾の入塾試験で松下幸之助さんから質問された問いが葉隠でした。私にとってまさにこの問いが政経塾への門を開いてくれたと言っても過言ではありません。 小学校2年生の時に「戦争で幾人もの人が亡くなる。」絵を見ました。死など考えたことのない私は大きな衝撃を受けました。「いつかは死ぬのに何故こんな平気な顔をして生きていられるのか?」「毎秒毎に死に近付く現実から逃れる手立てはないのだろうか?」どの大人に聞いても答えはありません。真っ黒な死の現実は、小さな「自我」を押し潰すのに十分な重さでした。いくら答えを求めても見つからない絶望。夕方になると一層不安が高まります。真っ赤な夕日が西の空に沈むのをいたたまれない気持ちで何度も見送りました。 桜花爛漫。葉隠研究会の益々のご発展と皆様のご活躍を心からお祈りいたします。 |
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