2011年11月09日(水)
TPP交渉参加表明は、時期尚早~見切り発車は、不安と不満を募らせるだけ

 
2008年2月14日、シュワブ通商代表の発言
米国はシンガポール、ニュージーランド、ブルネイ、チリが行う投資及び金融サービスに関
する交渉に参加する。

2008年9月22日 同日付けシュワブ通商代表発書簡
P4協定4カ国とのFTA交渉入りの意図について議会に通知


2009年2月のニュージーランド外務省HP
米国は、3月に予定していたTPP協定第一回交渉会合の延期を要請

2009年11月14日オバマ大統領の演説 於東京
TPP諸国と広範なメンバーシップと高いスタンダードを有する地域合意を形成する目的で話
し合っていく。

2009年12月14日 カーク通商代表発書簡
豪州、ブルネイ、ブルネイ、ブルネイ、チリ、ニュージーランド、ペルー、シンガポール及
びベトナムとのTPP協定交渉入りの意図について一括して議会に通知

2010年3月15日
第一回交渉会合が開始


外務省が開示した資料が上記の過程です。
昨年の秋に当時の総理がTPPについて言及した事が国内でも唐突な印象を与えました。
情報は、 極めて限られています。開示が十分され説明も丁寧に行われているという認識は
持てず、をのことが国民の間に不安と不信を生んでいます。