2011年03月27日(日)
被災地・宮城県を回る

 
ツィートより

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 宮城県名取市に着きました。言葉を無くしました。
町そのものがありません。瓦礫の下には、今なお多くのご遺体。車も家も跡形もないような状況。

 ここから福島県よりの地域が支援が届きにくいと聞いています。


 名取市閖上地区は、海岸沿いで町ごと流されています。漁師さんの町。今日の朝市は、地域の心意気だと皆さんが団結されました。
 大型店やコンビニが閉まる中でも今日から始まった朝市。復興の希望のシンボルに。


 消防で救助中に家族が行方不明になりました。自治会会長で最後まで皆を守って津波に流されました。警察官でした。家族だけが残されました。朝市を主催した桜井さんが俺達はいいからその人達を頼むと言われました。

 清水國明さんらと合流。
橋本代議士のアレンジで物資の半分を下します。河口湖から来られたボランティアの皆さんは、気持ちの良い人たちばかりでてきぱきと大型バスから荷物を下されます。
 四国から届いた歯ブラシ1万本も。

 九州佐賀からの油は、今日は間に合いそうにありません。


 中途でご遺体の安置所。手をあわせお冥福をお祈りいたしました。

 閖上地区の避難所に参りました。先日、温泉ホテルのご厚意で久しぶりのお風呂に入れたのですよと地区の方。この災害で観光も大きな打撃を受けています。

 お一人お一人の手を握ってお声をうかがいました。

 ここでも消防団の青年。消防で救助している時に家族が流されたとのこと。手を握り返してありがとうございますというのが精一杯でした。

 清水さんの明るい声。清水さんらは子どもたちをまとまって河口湖に避難させる目的をもってこられています。テレビでも見る顔をまじかに見て少し笑顔が戻ります。