2011年01月28日(金)
衆参対等統合一院制国会実現議員連盟
一票の格差をなくして激動する国際情勢にも即応する国会を再構築するために、参議院と衆議院を対等に合併して一院制にする。選挙も地区ごとの連記制にする。そして国会議員定数を300減らす。かつて自民党宏池会時代からの「同志」に提案をいただきました。
「衆参対等統合一院制国会実現議員連盟」の名簿には、歴代の首相や現参議院議長、衆議院副議長のお名前もありました。私は、閣僚でしたので誘われていませんでしたが、今月、正式に議連のメンバーになりました。
衆議院と参議院を対等に統合して一院制の国会とする。2016年までに一院制の国会を創設する。国会議員の定数は、現行722人を3割(222人)削減し、500人として別に法律で定める。国会議員の任期は4年とする。国会の会期は通年国会とする。国会の解散は不信任の可決のときのみ解散できる。解散後の国会議員の任期は、新しく選任された国会議員による初国会の前日までとする。
国会議員の選挙制度は昭和21年4月10日に施行された都道府県単位の大選挙区制で2~3名連記の制限連記制を基本とし比例代表制も検討する。国会議員の1/2の同意があれば法案や条約を国民投票に付することができる。内閣総理大臣は予算及び租税以外の法案や条約を国民投票に付することができる。
この提案を実現に移すためには、憲法の改正も必要です。私は、首相公選制、参議院の意義と位置づけについて持論を展開してきました。その立場からすると?の部分も残りますが、大切な提案だと考えます。
超党派の国会議員が100人以上も集まって、ここまでまとめた意義は大きいと思います。 .