2011年01月04日(火)
ひどい蕁麻疹~怖れとストレスを手放すために 「水島広子さんのアティテュードナル・ヒーリング」
ひどい蕁麻疹で目が覚めました。心身が必ずしも好調とは言えない時に蕁麻疹が出ます。こんな時には、水島広子さんとの対談を読み返すなどして本を回復の薬にします。自分が受けたストレスを夜のうちに和らげて明日に持ち越さないためにも水島さんの本は最良の「薬」です。
ピーンと張った努力や緊張の糸を誰かに更に張るように仕向けられた時に糸自体が切れてしまう事があります。臨床心理で学んだような典型的な症状が現れることもひどい場合には起こりえます。
真面目な性格、几帳面な姿勢。社会性を重んじる日本人には、このタイプの心の障害が少なくないと大学時代に学んだ記憶が蘇ります。
マラソンのゴールテープが1㎞先に逃げた感覚とでもいうのでしょうか?喘ぎながらたどり着いた岸部が、あと200m先だった感覚とでもいうのでしょうか?
気を抜いた瞬間に立ち上がれない、溺れる恐怖・・・。
私の著書「平和」の中での対談。水島広子さんのアティテュードナル・ ヒーリングの考え方をお聞きしています。
水島さんはその中で
「人間は認めないことには手放せないので、怒っていることを認め、何を怖れているのかを認識し、その上で、これをいつまでも抱えておくと体に悪いなと思って手放すのです。」(自著 平和 第六章より)とおっしゃっています。
怖れを手放せば心は軽やかになります。 .