2010年12月26日(日)
お礼の気持ちを手紙にして

 
 一年を締めくくるに当たり、お世話になったお礼をメールや電話で申し上げております。電子化が進んだ社会だからこそ手紙や葉書の温もりもより大切に思います。

 デジタル化が進む時代だからこそアナログの良さも意識して引き出すことが大事ではないかと思います。学生時代から格闘している哲学書などは、その時々の書き込みや傍線で埋まっています。自分の思考の航跡を辿ることができる自分だけの宝物です。

 万年筆で書いた字の勢いや戸惑いのしるしは、デジタルでは表現できないものです。
 筆の温かみ、墨汁の落ち着き。
 手紙の文化もさらに広げていけたらいいなと思います。