2010年11月29日(月)
議会開設120年記念式典によせて
今日は、天皇皇后両陛下をお迎えして議会開設120年記念式典が開かれます。
板垣退助や西郷隆盛は、後藤象二郎、肥前藩出身の江藤新平、副島種臣と共に明治7年『民撰議院設立建白書』を左院に提出します。ただ、自由民権運動の歩みは、平坦なものではありませんでした。
「板垣死すとも自由は死せず」
暗殺や弾圧。それでも自由を求める広がりを妨げる勢力は、勝利しませんでした。
私は、その中である一人の「代議士」に注目しています。
土佐出身の植木枝盛氏です。「天道塑原」・・明六社に参加し、福沢諭吉侯に師事。植木氏は、第一回衆議院総選挙に当選。36歳の若さで亡くなっています。
「思想論」「立志社建白書」。
先人の教えに学ぶ今、私たちが為すべきことは見えています。
議会制民主主義を守るための不断の努力と学びについて国民の皆様とともに再確認したいと思います。