2011年07月17日(日)
核廃絶への願い トライデント・プラウシュア

 
 主は多くの民の争いを裁き
 はるか遠くまでも、強い国を戒められる
 彼らは剣を打ち直して鋤とし
 槍を打ち直して釜とする
 国は国に向かって剣を上げず
 もはや戦うことを学ばない
(旧約聖書 ミカ書4章3節)

 一旦、保有した核兵器を自ら減ずることはないと誰もが諦めた時代は終わりにしなければなりません。
イギリスの核兵器を廃絶しようと始まった叡智の試みの一つ。トライデント・プラウシュア運動。プラウシュアというのは、鋤と言う意味です。トライデント型潜水艦に積み込まれた核を廃絶するために核が使えないように多くの人たちが非暴力の運動を広げました。力による支配ではなく、法と正義による支配をという考えに日本でも支持が広がりました。

 (詳しくは自著「平和」第14章 核廃絶への道 梅林宏道氏との対談をご覧ください。)

 核は、「人を人でなくする力」の中でも最も強力で破壊的です。
核廃絶の先頭にこれからも立ち続けたいと思います。 . .