2010年04月07日(水)
地域づくりは国づくり

 
  主権という言葉は様々な意味で使われています。対外的な独立性という意味で用いられる場合 。対内的な統治権という意味で用いられる場合。国家における最高決定力という意味で用いられる場合 。「主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。」(憲法前文)。

 地域主権と地方分権はどう違うのか?国家主権との関係は?

  地域主権は、前2つの意味での主権を地域が持つという意味ではありません。
憲法に定められた地方自治の原則。住民自治、団体自治、そして補完性の原理。
 地域主権とは、この原則にそって、 主権者たる国民が、自らの責任において地域をつくる権利を有することを再確認し、積極的な変革につなげるための言葉です。地域の歴史を学ぶこともなければ、国の歴史への関心も表層的に。地域を愛し自ら地域づくりに参加することは、国への思いにもつながります。

 今日、参議院本会議で趣旨説明・質疑が予定されています。

党の地域主権改革・規制改革研究会が立ち上がりました。第一回総会での玄葉さんの挨拶がとても印象的です。↓ http://url-c.com/57565