2011年07月12日(火)
慎みについて
Noli dicere omnia quae scis.noli facere omnia quae potes. noli credere omnia quae audis.noli iudicare omnia quae vides. ラテン語の格言 友人からの贈り物です。
「知っていることの全てを言うな、できること全てをするな、聞いたことを全て信用するな、見るもの全てを判断するな。」50歳を過ぎてさらなる修養の必要を感じました。 体力、馬力だけにものを言わせる人生の時期は過ぎました。
人生の深みや人としての慎みをさらに大事にしていきたいと思います。
Politae legibus non leges politiis adaptandae.
訳:政治が法に合わせられるべきであり、法が政治に合わせられるべきではない。
(ここでいう法は、形式的意味の法、すなわち議会で制定される法ではなく、自然法の概念であって、一言でいうならば正義そのものである。)と友人は加えています。
天下の上に人は立ちません。自分が法であるかのように振る舞う為政者は社会を乱し人心を混乱させます。一人一人の人間は、実に儚く弱い存在なのかもしれません。自らを存在たらしめているものに対する畏敬の念を失うことなく、民主主義のさらなる深化を目指したいと思います。 .