2010年02月23日(火)
日本人としての学び

 
 おはようございます。

 昨日は、皇居正殿松の間にて行われましたビラール・カタール駐日大使の信任状捧呈式・ボボゾーダ・タジキスタン駐日大使信任状捧呈式に侍立大臣として参進いたしました。
ビラール大使とは英語で、ボボゾーダ大使とは通訳を通してお話をさせていただきました。両国とも日本がとても大切にしている国です。一層の友好・協力関係を深めたいと考えています。


 昨晩は、皇居における公務で緊張したためか、いつの間にか眠りこんでいました。今日は予算委員会・本会議です。


 大臣は、想像していた以上に皇居・皇室に関する公務があります。陛下とのお話などは外には出してはなりません。粗相がないようにと緊張でカチカチになることも少なくありません。

「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は主権の在する日本国民の総意に基づく」(憲法第一条) 

 天皇陛下のお言葉をいただき、御姿に接する時、礼と仁を重んじる日本人の在りよう・歴史と伝統そのものに思いをめぐらせます。たおやかに。穏やかに。日本人の誇りを胸に日々を送りたいと思います。


 天皇陛下は、いつも穏やかでお優しく接してくださいます。日輪に包みこんでいただいたような温かく有難い気持ちになります。「礼儀正しく人を大切にする日本」の象徴。言葉の選び方。人への接し方。世界や社会への向き合い方。「日本人としての学び」を深めたいと思います。