2010年02月18日(木)
男女共同参画社会の実現に向けて
第33回男女共同参画会議が官邸で開かれました。
「雇用分野における女性の活躍の促進」 女性の継続就業が難しい状況。主要国でM字型カーブを示しているのは日本ほか1国だけです。長時間労働、非正規、管理職になりにくさ。 女性の就業を阻んでいます。
女性に対する暴力対策についても問題提起が3点ありました。
1)配偶者からの暴力の防止及び被害者保護等の推進
2) 性犯罪への対策の推進
3)メディアにおける性・暴力表現への対応
配偶者から身体的暴行、心理的攻撃、性的強要のいずれかを1つでも受けたことがある33・2%。交際相手から10歳・20歳代で同上の暴力を受けたことがある13・2%。異性から無理やり性行された経験~被害の相談先 友人・知人22%、誰にも相談しなかった62・6%。
男性が配偶者から受けた暴力 17.8% 交際相手から4.3% です。
今日の会議でアドボカシーの重要な機能について私から問題提起しました。ぴったり当てはまる日本語がみつけられませんが「代弁・代わりに権利を履行する」機能が大事だと思います。
モニタリング機能、新しい公共によるNPO・NGOの取り組み促進。
数値目標を明示して強いリーダーシップの元で男女共同参画社会を早期に実現しなければなりません。