2010年02月09日(火)
「検証戦争責任」から4年が経ち
「検証戦争責任」のシンポジウムにパネラーとして参加して4年の歳月が経ちました。私は、その後自らも「平和」という本を書き、歴史に学ぶことの大切さを訴えてきました。安全保障環境が日々、変化する中で、もう一度、私たちの歴史を振り返ってみたいと思います。亡国の危機に瀕したあの戦争。何か特別の時代であったのか?それともとりわけ愚かな指導者が導いていたのか?歴史の資料を読み解いていくと、そのどちらでもなかったのではないかという気がしてきます。
普通に流れる時。普通の指導者。しかし、その中で一人ひとりが大切なことを見失い。大切な行動を少しだけ控えていた時代なのかもしれません。もう一度、国会の議事録にあたり、戦争に向かう時代の検証を行ってみたいと思います。