2010年01月21日(木)
受験生の皆さんへ・体に気をつけて頑張ってください。
センター試験が終わりましたね。受験生の皆さん、お疲れ様でした。勉強法を教えてというメールがたくさん来ます。あくまで一人ひとりにあった勉強法があると思うので、原口一博は、こうしたということで聞いてくださいね。
まずは「認知の範囲」という心理学の問題です。人間は一度に(ぱっとものをみせられて)認識できる数は7+-2だということが判っています。僕の学習法の基本は人間の認識方法や記憶方法の特徴を知ることから始めています。
7という数字は不思議な数字。マジック・ナンバーなどと言いますね。ラッキー・ナンバーという人も。
ここで先の7についてたくさんの方々から疑問の声がきました。本当に7以上は認知できないの?答えは?例えば12個のみかんがあったとして、人はこの数を一瞬にして認識できるでしょうか?
答えは、できるです。しかし、12個が完全にばらばらでは正答率が落ちてしまいます。6個+6個、4個+4個+4個などというように「まとまり」や「関連」があれば、人間の認知範囲はぐんと広がります。7個+5個でも良いですね。 6個×2ならば、さらに可能性が広がります。
記憶にも特徴があり、短期記憶の「貯蔵庫」に入れられた記憶を、ずっと留めて長期記憶の「倉庫」に入れるために、僕の場合は7時間以内に予習や復習をすると最も効率的に記憶が残ります。個人差があると思いますが・・・。
おっと書きすぎていはいけませんね。続きはまた今度に。