2010年01月19日(火)
「為政清明」~行政官の責務
総務大臣室には、明治の「建国」の志士の書が掲げてあります。大久保利通侯の書「為政清明」です。アレクシス・ド・トクビル (Alexis de Tocqueville)1805年、フランス生まれ。 パリ大学で法学を学び、判事、代議士、ルイ・ナポレオン内閣外務大臣などを歴任。政治学者としても活躍し、その著書『Democracy in America』はつとに有名です。トクヴィルの訪問した初期アメリカは、民主主義の萌芽の時代にあって、既に「行政官は法の執行者である」という意識が公務員の中にありました。法の執行者たる行政官と、法の定立にあたる議員、法と行政の関係をかくのごとくに思いを致せば、私たちがなすべきことも見えてきます。
政治主導ということは官僚を排除するということではありません。政治の責任において行政官の持つ能力をフルに引き出して国家・国民のために公僕としての務めを果たすところにあります。
衆議院本会議での代表質疑後、政務三役会議を開催。続いて「ICTタスクフォース・政策決定プラットフォーム」もマスコミ・フルオープンで開催しました。4つのICTタスクフォースのこれまでの議論の成果を発表いただきました。いかに密度の濃い議論をしていただいているか。日本を拓く根源的な議論をしてくださっている委員の皆様に改めて感謝の誠を捧げます。
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閣議
閣議後会見@会見室
面会(河村名古屋市長 住民基本台帳ネットワークに関する意見交換)
国会打合せ
面会((参・民)前田武志議員 電子地方政府検討委員会について)
説明(岡本事務次官)
衆・本会議(代表質問)
政務三役会議@大臣室
ICTタスクフォース・政策決定プラットフォーム
収録(NHK総合 「そりゃ あんまりだ!」(タイトル:第4回もうやめて!住民不在の街づくりNHK放送センター(渋谷区神南)
懇親会