2009年12月18日(金)
glass ceiling  見えないガラスの天井を取る勇気

 
 glass ceiling
「ガラスの天井」

 見に見えない障壁が自らを縛っていることも少なくありません。

 これまで抑え付けられてきたもの
 自分の頭の上の見えないもの

 それが取れたのに、今までの発想から抜けられない
 天井に諦めて飛ぶことを忘れた蛙のように

 飛ぶことを諦めれば発展はありません
 過去の延長では活力は生まれません 

これまでの古い政治の常識を破ることを前提に創ったのがマニュフェストす。
 
 一般会計と特別会計予算207兆円を政治主導で大胆に組み替えることにより、経済構造、社会構造そのものまでも変えていく。「切捨て政策」で最も痛みを感じている人たちに、即効性のある対策を打つ。そのためには、予算編成についてもこれまでの考え方や手順そのものを変える必要がありました。

 私たちは事務次官会議を廃止し、無駄な予算の削減のために行政刷新会議を立ち上げました。
国と地方の場の法制化を目指し地域主権改革への工程表を提示するところまで来ました。


 それでもなお、「ガラスの天井」は私たちに絡み付いているのではないかという厳しい反省の上に議論を加速させていかなければなりません。

 古い亡霊との戦いに勝利しなければなりません。
既得権益の攻撃も熾烈です。
変えることは変えないことよりもはるかに大きなエネルギーを要します。

古い制度や慣行に取り付かれれば味方でさえ抵抗勢力になりかねません。
亡霊に取り付かれたものは、まるでゾンビのように改革の足を止めてしまいます。
この亡霊を退散させる唯一の道は、大きなビジョンの提示と強い確信・リーダーシップの実行です。

 私たちの頭の上のガラスは取れています。
そして私たちは、見えないガラスを取ってくださった国民にこたえる義務があります。

   
 税収が大幅に落ち込む中で財政規律や国債市場の動向に目を配りながら大胆な政策を実施するためには、明確な理念と強いリーダーシップが必要です。鳩山総理は、困難な環境もチャンスに変えることができる「人を生かす」リーダーです。


 生活が第一
 景気回復、雇用や生活の安心、経済の建て直しを最優先するための議論を進めます。