2009年11月29日(日)
自らが消費するエネルギーに責任を持つ仕組み~スマート・グリットとアーヘンモデル

 
自らの生産するエネルギーに対して責任を持つ仕組みを作る。

 大規模中央集権型から小規模・個別分散型へ
エネルギーの地産地消のためにも緑の分権改革を強力に進めていきます。

 そのためにも大規模発電・大規模消費一辺倒の考え方そのものを変えなければなりません。

 スマートグリッドは、中央政府だけが主体となって旗振りするだけでなく、地方行政府が主体となって構築すべきだと私も考えます。

 緑の分権改革の具体的事例を多くの皆さんが知るところとなれば、エネルギー生産のパラダイムだけでなく地域の生産力そのものを変えることができます。


 次世代送電網の規格作り提言へ新組織も立ち上がりつつあります。 lこれは、温暖化ガス削減につながる次世代送電網「スマートグリッド」を普及するための組織を政府と民間企業が共同でつくるものです。
 規格を作ることも大事ですが、基本の考え・パラダイムそのものを変えるためには何といっても実例です。

 緑の分権改革も放って置くと単なる化石エネルギーによる大規模生産を太陽エネルギーによる大規模生産メガソーラーに置き換えただけの施策に化けかねません。

 新しい挑戦のモデルはドイツのアーヘンモデルです。日本にも注目の先進事例は既にあります。


北九州市の挑戦、ひがしおうみコミュニティビジネス推進協議会の試みなどに注目の事例を多くの仲間とさらに学びたいと思います。