2011年05月28日(土)
千葉県館山市~中後あつし代議士「新緑の集い」から
千葉県館山市で中後あつし代議士の国政報告会で講演しました。中後さんは、小6の時にお父様が病に倒れられ配達をしながら学業に励みました。選挙も同級生の皆様中心に支えられています。信念の強さ。人柄の良さ。工学部出身。注目株です。日本維新の会のメンバーでもあります。
南総里見八犬伝などでも有名な館山市。豊富な海の恵みを活かしたお寿司の町としても知られています。豊かな町、特有の大らかさ、のんびりした風土。鍵をかけない近所付き合いも故郷さがと共通点の多い町です。
控室に入ってお母様や後援会の皆様とお話ししました。
中後代議士の子ども時代、市議会議員からの奮闘の足跡。まっすぐに進む意志。保守的な風土。同じ町からかつては3人も代議士が出るような地域の特性。親密さと閉鎖性などについても指摘がありました。しかし、同時に一度、支持したらとことん応援する風土も。
東京から1時間半の近さ。アクアラインの通行料が800円となりさらなる可能性も広がっています。東京のベッドタウンがこれまで西に向かって広がっていく傾向もありましたが、この交通の便利の良さは新たな発展の基盤となると考えます。
中後代議士が環東京湾構想を出していることも注目です。
7月24日に迫った地デジの期限。電波の現状が必ずしも良好でないところもあり、私が総務大臣時代にも中後代議士が何回も足を運んで現状を伝えてくれました。
「競争が無くてのんびりしているのが悪い」と農村や漁村地域で耳にすることがあります。確かに競争は活力の源泉の一つです。しかし、それは目的ではありません。競争よりも協働で豊に支えあえるのならば、そのほうがよほど希望を多くの人が享受できます。
「みるみる衰退する危険性があってこの地域にもかつては、原発誘致が取り沙汰されたこともありました。福島の事故を見ても東海村の事故を見ても他人事には思えません。」と後援者の方がお話になりました。
国策として進めた原子力。
事故前に発表されていた地震によって福島原発で重大な事故の起きる確率は、驚くほど低い値でし た。しかし、一度、事故が起きれば多くの国民を危険にさらし、国家そのものの基盤を揺るがし、国際的な環境被害まで引き起こす危険があります。確率で原子力を語ること自体が間違いなのです。
最も自然豊かな地域が、東京や金融からの「距離」の不利で衰退するなどということがあってはならないと考えます。
医療ICTの先進モデルも鴨川の医療法人が試みています。「ICT維新ビジョン・光の道」構想、「緑の分権改革」の「特区」としての試みにも適した地域だと思いました。
館山の皆様、千葉の皆様、ありがとうございました。