災害派遣医療チーム(DMAT)の医師の方に訓練の中途でお話を聞く機会を得ました。
災害の現場には、日ごろの訓練がものをいいますが、それでも成功ばかりとは限りません。「これで良かったのか、救えたのではないかという思いが生じることもあります。迷いながらも一歩でも前進しようという強固な意志にとても感激しました。
悪条件の元でも、限られた資源をいかに有効に使い、一人でも多くの被災者の方を救い、社会復帰につなげていく。微塵の妥協も逡巡も許せない厳しい環境。
日に焼けたお顔がとてもまぶしく見えました。
息もつく間もないほど厳しい訓練です。
「被災者が発見されました。救護に直行します。」
後姿に向かって感謝の手を合わせました。
このような献身的な努力があればこそ、私たちの安全・安心が守られているんんだという感謝でいっぱいでした。
http://www.dmat.jp/