2009年10月04日(日)
中川昭一元財務大臣のご逝去を悼み、衷心より哀悼の誠を捧げます
中川昭一元財務大臣のご逝去を悼み、衷心より哀悼の誠を捧げます。
ご逝去のしらせを受けたとき、大きな衝撃に言葉を失いました。心の中に大きな穴が開いたようで、涙さえ凍りついたようでございます。突然のお別れに、残されたご遺族様のお悲しみ、いかばかりかと拝察いたします。お慰めの言葉もございません。
信念を貫き国家・国民のために獅子奮迅のご活躍をされた中川元大臣。温かで気さくなお人柄。党派の垣根を超えて様々なご指導をいただきました。特に北朝鮮により拉致をされた日本人を早期に救出するために行動する拉致議員連盟では、会長をつとめていただき、私は副会長としてお仕えさせていただきました。
保守の論客としてもご高名で、国益とは何かを常に考えて行動される、かけがえのない先達でした。超党派の議員連盟で行った「平成世直し劇」でも3日間、膝を突き合わせて国家・国民の夢を語り合いましたね。何十年も前からの知り合いのように仲良くさせていただきました。
予算委員会でも幾度となく論戦を交わさせていただきましたが、先生はいつも誠実に、しっかりと原理原則を諭すような口調でお話くださいました。農水大臣や経済産業大臣としての手腕も卓越されていて、仰ぎ見る存在でございました。
どうか天において心穏やかにお眠りください。
ご生前のひとかどならぬご厚情とご指導に感謝を申し上げるとともに御霊の安らかならんことをお祈り申し上げます。
明浄直正
先生のご偉業は永遠でございます。
私たち、残された者も先生のご遺志を引き継ぎ、懸命に努力を重ねます。
どうかご照覧あれ。
合掌