2009年08月07日(金)
トライデント・プラウショア

 
主は多くの民の争いを裁き
はるか遠くまでも、強い国を戒められる
彼らは剣を打ち直して鋤とし
槍を打ち直して釜とする
国は国に向って剣を上げず
もはや戦うことを学ばない。

          旧約聖書 ミカ書4章3節


 

 イギリスは核保有の形態がアメリカなどとはずいぶん違います。トライデント型の潜水艦に積み込む核だけを持っている国です。核廃絶を目指す多くの市民が、その核が使えないように非暴力で運動をした。力による支配ではなくて、法と正義による支配という形で論理を構築して、議員にも呼びかけ、システムの一部を破壊する以外は、終始、非暴力で行動しました。

  
 「トライデント・プラウシェア」という名の草の根運動。
「プラウシェア」とはご「剣(つるぎ)を鋤(すき)にする」という言葉をトライデントに当てはめています。トライデントという兵器を鋤にするという意味です。