2011年05月14日(土)
感謝協力のこと
感謝協力の事
感謝を活動の基本にする組織は強く分裂しません。
ゼロから立ち上げた民主党佐賀県連も組織が大きくなるにつれて様々な問題に直面してきましたがこれまで結束に綻びが見える事態は一度もありませんでした。しかし、今回の県議や市議会での会派分裂の事態。生真面目で強い思い。仲間との協力や妥協を敗北と感じる傾向も理解できないわけではありません。しかし、この未曾有の事態。まさに一致結束して事に当たるべき時に極めて申し訳無く残念な事態です。
私は民主党佐賀県連常任幹事会で
「もう一度原点に!感謝に帰ろう!」と訴え、あわせて責任をとって県連代表を辞任する意向であることを党務担当副代表の大串代議士とともに伝えました。
会派と党とは違います。民主党県連の中でも同じ民主党公認の議員が会派を異にする例もあります。党議拘束についても国会議員の国民代表としての責務と政党との関係を積極的に議論を重ねてきたのが民主党です。議員、一人一人の判断は尊重されるべきですし政党だけで網を被せることはしない方針を私も取ってきました。
ただし今回の地方自治体議員選挙については、推薦候補についても当選後の民主党入党や統一会派の結成について契約を結んで推薦しています。公認候補が当選した後に独自の行動をすることは、容認できず一定のけじめが求められます。
県連で倫理委員会を立ち上げ議論を行うことが決まりました。
辞任は、県連常任幹事会の決定がなければできない規約・仕組みとなっています。倫理委員会で聞き取りをした上で議論を行います。