2009年06月20日(土)
町民に安心を届けるために!頑張れ武廣町長!

 
 「三養基郡上峰町議会(吉富隆議長、定数10)は定例議会最終日の19日、一般会計補正予算案や町長給与削減案など5議案を否決した。武廣勇平町長(30)の選挙公約だった町長給与を50%減額する条例改正案に議員が反発:とのこと。

 全国最年少町長の武廣さん。上峰町役場でも下から2番目とのこと。
議員さんたちも育てる気持ちで支えてくださればいいなと思います。財政破綻してしまえば、その莫大なツケは町民にいくのですから。公約を掲げて戦ったということは、町民の意思が示されたということでもあります。
 
 町長が自らの歳費を削ることを提案するのは、勇気のいることです。
頑張れと祈るような思いです。


1990年代、銀行の整理が続きました。
一定の要件を満たさない銀行は、存続ができず公的管理のもとにおかれたのです。
 それと同じようなスキームで今年の4月から地方財政健全化法が施行されています。破綻した地方自治体を立て直すといえば聞こえはいいかもしれませんが、そこの住民は様々な行政サービスの制約を覚悟しなければなりません。

 上峰町の武廣町長が自らの給与を半分にすると言っているのも、必死の財政再建をしないと、深刻な事態が待っているからです。
しかし、提案は否決されました。なぜ議会の皆さんが反対されたのか?

 否決されたのは予算案、町長給与削減案、障害者のタクシー利用助成券支給条例案、教育委員人事案2件の5議案だと言います。

 補正予算案には新型インフルエンザ対策費や小中学校の耐震改修工事費など、早急な対応が必要な案件も含まれているそうです。