2009年06月11日(木)
電機連合との政策懇談会・脱炭素社会へ
電機連合との政策懇談会で民主党「次の内閣」メンバーとの意見交換を行いました。
「電機産業に関わる政策制度課題と私たちの見解」と題して話があり、議論を深めました。
電機産業の現状をみると、特に昨年秋から非常に厳しいのが実態です。2008年度の数字は、売り上げも、営業利益、経常利益、当期利益とも減少。2001 年度を上回る業績悪化 前年度比12.6%減の44.3兆です。海外売上高は大きく減少して15%減。財務体質が大幅悪化し、有利子負債が増えていて自己資本減少しています。このことが雇用環境に著しい悪影響を与えており、工場閉鎖・人員削減が続いています。
日本版グリーン・ニューディールの推進・低炭素社会づくりの政策について意見交換しました。
______________ 以下は考察メモです______
オバマ政権は今後10年間で1500億ドルの投資により500万人の雇用を
民主党
再生可能・新エネルギーの大幅拡大を図る
日本は世界トップレベルの低炭素社会ではない
購買力平価換算によるGDPあたりのCO²排出量
次世代に不可欠な資本ストックの蓄積
スマートグリッド(賢い電力網)
分散化・オープン化
ITによる端末の高度化・双方向化
大容量化・長距離化
スマートグリッド構築に向けての課題
実証試験を国家戦略として
産官学の力の結集
効率的電力需給調整
スマートメーター
超伝導技術の革新
リチウムイオン電池の技術開発促進を
レアメタルの争奪回避のため代替材料・使用量削減
太陽光発電
大幅拡大
未来型エネルギーの中核を担う日本の基幹産業として明確に位置づける
世界第一のシェアの奪回
官民一体となったコンソーシアムの立ち上げ
政府計画は2020年度に2005年比20倍の導入
発電システムの大規模化・・・・本当にこれでいいのか メガソーラー
公共施設
固定価格買取制度の定着と補助金制度の改善
全面的に導入