2009年06月08日(月)
全ての核開発・核実験に反対する・安保理決議

 
私は全ての核開発・核実験に反対する立場から活動を続けています。
今般の北朝鮮の核実験は日本の平和と安全にとって深刻な脅威であり、世界の安定とアジアの発展にも深刻な影響を与える事態だと考えています。

 調整に時間がかかっていた北朝鮮の核実験に対する安保理決議ですが、内容が固まってきたようです。

 「国連安全保障理事会の常任理事国に日韓を加えた7か国は4日の大使級会合で、北朝鮮核実験に対する安保理制裁決議案の内容で基本合意した。」とされています。

 内容の詳細はわかりませんが公海上の臨検はやはり見送りとなったようです。現行法で可能な領海内の臨検と金融制裁のみになりそうです。今国会で、この決議に伴って緊急に措置すべき法案はないことになります。

 2006年の核実験で採択された安保理決議1718が北朝鮮による大型兵器の輸出を禁止していたのに対し、今回の決議案は「すべての兵器・武器」を輸出禁止の対象としているとも言われます。さらに、決議1718の制裁委員会の活動を強化、制裁徹底を図るとしているようです。

 「アメリカの北朝鮮テロ支援国家指定解除 」を阻止できなかった日本外交の陥穽。同盟国との信頼の絆の再生を図らなければなりません。