2009年06月05日(金)
息づかいを楽にする

 
一緒にいて楽しい
 仕事をしていて楽しい
 とても大事ですね。

 ここまでの話ですが僕は一時期、選挙活動が苦しくてなりませんでした。人にあうことも苦手で、小さな頃、近くの八幡様で遊ぶ仲間に入ることもできませんでした。今でも外に出ようとするとお腹がいたくなります。

 人にあるのが恐い代議士なんてありえないですよね。
 
 でもこのごろ、少し変わってきました。自分が何かを得ようとするから苦しいんだとわかったからです。

 苦しい人、悲しい人。その苦しみを和らげ、悲しみを薄らせることが少しでもできれば、それが仕事だと思います。

 面白いこと  楽しいことを増やせばいい。
小さな自分を基点に考えるから苦しくなるし、人が怖くなる。
天を通して活動させていただいている。活動することを許していただいていると思うようになりました。

 お笑いの番組に好んで出していただいているのも、みんなと一緒に笑うことがどんなことか知りたいという思いからでした。みんなを楽しくし、笑いに誘える天才が知りたかったからです。タックル時代劇など出させていただいて桃太郎などに扮しています。(ビートたけしさんや爆笑問題さん、たかじんさんらは、一緒にいて、とても楽です。松下幸之助さんは、会うだけでパワーを分けてくださる方でした。) 



 挨拶回りも大嫌いでした。自分の選挙、再就職活動のためにお願いして回るなんて下品でおかしいことだと思っていました。だから
「一博は佐賀にいっちょん帰ってこん。」と代議士2期目の頃に言われるようになりました。「毎週、帰ってきているのに嘘をどうしていうのだろう。」と反発していましたが、自分のそんな心の中が出ていたのだと今では反省しています。

 今は全く違います。
これから佐賀に帰りますが、ふるさとの新しい発見や出会いに心震えるような感動があります。自分を育んでくれた土の暖かさ。
自転車で回りますが、苦しみ不安を抱えておられる方にもたくさん出会います。法律や制度を変えることでその苦しみや不安を和らげることができます。

 私はありがたいことに代議士という天職をいただきました。この天職でできることをしっかりと日々、行っていきたいと思います。

 天命を知れば息が楽になります。
 息づかいが楽になれば、回りも楽になります。