2009年05月30日(土)
佐賀県行政書士会総会・鯱の門コンサート・崩壊する医療

 
【佐賀県行政書士会総会】
 次の内閣総務大臣として改正に関わった行政書士法について述べました。
社会が複雑化していて、公共サービスを国民の権利を保障する立場から支えていくことがとても大事になっています。町の法律家と言われる行政書士の先生方ですが、未だにその地位の保障は不十分です。行政不服審査法の改正も視野に入る中で、ADR、電子政府化・手続きの簡便化などを見据えて法整備をしていく必要があります。
 昨年は、行政書士の先生方でつくられた演劇「漂流家族」(遺言の大切さをわかりやすく劇にしたもの)が大きな反響を呼びました。(打ち上げに参加)
 帰りがけに、ある県議さんから行政書士の実態について短い言葉をかけられました。私の結婚式にご列席いただいたのは23年も前です。私より20歳年上です。県議選挙も衆議院選挙もずっと反対側の立場の先生ですが、よく実情をご存知で勉強されているなと思いました。元代議士の秘書もされていました。有能な秘書さんだっただろうなと思います。


【鯱の門コンサート】

 佐賀城で鯱の門コンサートが行われました。
 素晴らしいコンサートでした佐賀県行政書士会での挨拶が同じ時間に重なり少ししかいられませんでしたが 。
 作曲家の方がテレビ見てますよと声をかけてくださるなどアトホームな雰囲気のコンサートでした。お昼をとったCOCO"S。多くの若者から声をかけていただきました。大きな若い男性が震える声で「写真一緒に撮らせてください。」と言われました。「大丈夫。緊張する必要はありませんよ。」と笑顔で答えました。社会を照らす人として頑張ってほしいと背中を見送りました。


【佐賀を回る】

 佐賀を回っています。少し前まで元気だった方。病院に入ってアラームもつけていたのに。それも気づかれないで心停止のまま置かれて…。亡くなりました。遺族の方が悔しい気持ちを私にお話なさいました。
 親友のお父さんもガンでなくなりました。働き者のお父さんでした。訪ねて行くと家にはどなたもおられず、お母さんが1人で事務所におられました。全身にガンが広がって痛みがひどく緩和ケア病棟を希望しましたが2カ月待ちで苦しみぬきました。せめて楽に送ってやりたかったと言われます。

どれだけつらかったことか。医療に向かう財源を細らせて命や安心の生活まで奪う政治を変えたいと思います。医療崩壊を止めて国民の命を守らなければと固く決心しました。
 
 あまりの酷い衝撃に気持ちが悪く・・・・。
悲惨な医療の実態を目の当たりにして心身ともに落ち込みました。なんとか2時間で気を取り直し活動再開しましたが、自転車街頭演説は時間切れでできず・・・。