2009年05月04日(月)
自由と民主主義
【自由と民主主義】
「自由も『個人の尊厳』の原理から直ちに派生する原理である。そうして、国民各人の人格が尊重され、自由が保障されることは、民主政治に欠くとことのできない前提である。民主政治は、国民の各自に、かなり高度の教養と、正しい判断力と、責任ある行動を要請する。民主政治に堪える国民を育成するには、まず、国民を自由にしなければならない。」
(憲法Ⅰ 清宮四郎 有斐閣)
学生時代に勉強した憲法の教科書を紐解いてはっとさせられます。
国民を煽動の対象としかみずに、いたずらにイメージのみを植えつけようとする政治。国民を知能でクラスター分けして、「知能の低い国民」に改革のイメージを繰り返し「ラーニング・プログラム」とかで植えつけた郵政民営化広報戦略。さもそれが偉いことであるかのように「俺にもわかるように説明してくれ」と自己主張するタレント。衆愚政治は、操作する側と操作される側の「共同」で成り立ちます。愚かな蛇が自らの体を飲み込むように、その間、社会は確実に劣化していきます。
「民主政治は、国民の各自に、かなり高度の教養と、正しい判断力と、責任ある行動を要請する。」
「私自身がそのことを自信を持って実践してきたのか。政治における教育をどれだけ行ってきたのか?」学生時代のノートを見ながら来し方を省みます。
【GW街頭演説6日目】
今日は鳥栖です。あいにくの雨ですが、原康彦幹事長が一緒に自転車に乗ってくださいます。下田君と3人で江口、記伊両君の乗り込む街頭演説カーと併走します。雨にもかかわらずたくさんの人たちが出てきて握手を求めてくださいます。鳥栖駅の前にはバスに乗り込む列。アウトレットに向かう人たちのようです。新型インフルエンザで心配された人手ですが、影響はないようでした。駅前の街頭演説でもたくさんの人が手を振ってくださいます。
雨にぬれて鳥栖事務世に帰ると榊さん。支持者の皆さんからの励ましの電話もたくさん入っているようでした。雨で冷たい思いをしましたが、心は熱い鳥栖の1日でした。
ここまで書いたときに横に飛行機雲。高度3万フィートで見る飛行機雲を撮影しようとあわててカメラを取り出しましたが後の祭りでした。残念。