2009年04月16日(木)
永田町社稷会・直轄事業=「ぼったくりバー」?
2009年4月16日(木)晴れ
永田町社稷会の講師は鳩山総務相でした。内容は非開示なので書けませんが、数度にわたり私に言及された部分がありました。かんぽの宿問題等では、同じような問題意識で追求しています。元民主党副代表ということもあり、政策が似るのかもしれません。
【公共サービス基本法】
公明党部門会議で山口先生と説明。
そもそもの理念についても、有意義なご示唆をいただきました。
共産党の総務担当である塩川代議士にも説明をしました。社民党、国民新党の皆さんにも条文の変更点についてご説明にあがりたいと思います。
【遺骨収拾に関する小委員会】
先の大戦による国外での戦没者の方は約240万人といわれています。そのうちご帰還された遺骨 約120万人。海没していると思われる方が約30万人、相手国事情による困難でご帰国いただけない方が約26万とされています。その他の方々をいれるとまだ半数の方が祖国から遠く離れた地に放置されています。
今までどう政治が対応してきたかといえば厚生省援護局が旧陸海軍の残務整理という形で
法的根拠はなしに遺骨収集が行われてきました。遺族関係者も高齢化しています。早急に法を整備して政治が責任を果たすというのが喫緊の課題です。
これまで総務部門でも協議を続けてきましたが遺骨収拾に関する小委員会を設置し、今国会での法案成立を目指して役員会を開催しました。古賀一誠代議士が委員長になり、私は副委員長に就任しました。
【総務委員会理事懇談会】
非開示
【民主党総務部門・公務員制度改革調査会合同部門会議】
合意して成立させた国家公務員制度改革基本法ですが、具体的な制度改革になってくると官の側の骨抜き、横車、サボタージュの山です。徒労感に襲われるような内容ですが、こんなところで負けていてはなりません。
【民主党分権調査会会長・総務ネクスト協議】
【日本テレビ「闘論」生出演】
日本テレビN24「闘論」に生出演しました。
泉田新潟県知事、猪瀬東京都副知事、浅野前宮城県知事らと直轄事業負担金問題、出先機関問題、地方分権問題について議論しました。国土交通省出身の与党議員もおられ、対比が明確にできました。
「直轄事業負担金は有無を言わせぬ形で請求書が来る。」
「明細も明らかにされず、しかも地方単独事業に比べてもコスト高だ。」
などという地方の生の声。
来週の火曜日には参考人質疑をします。
議論はとても興味深い論点がたくさんありました。
【直轄事業=「ぼったくりバー」?】
「直轄事業負担金はまるでぼったくりバーの請求書」だ。
橋本大阪府知事も猛反発。しかし、知事会や地方全体として大きな動きになるかどうかは微妙なところです。
与党や国には逆らえないという「諦めの鎖」から、地方を解き放たないと分権も何もあったものではありません。
昨晩も感じましたが、無言の「脅迫」の圧力を私でさえ感じます。
「そんなこといっていいのか?」「地方支分部局はちゃんと説明していないのか?」「あんたの県の公共事業予算どうなっても知らんからな?」私にはそう聞こえます。国民の税金を自分のお金と間違っているのではないかと危惧します。