2009年04月13日(月)
世界から見た佐賀

 
2009年4月13日(月)日誌 曇り

【スーパー・モーニング出演依頼】
 スーパー・モーニングに出演依頼が来ました。
またもや答えにくい内容のようです。
 来週のサンデー○日に私のことが掲載されるとのことですが本当でしょうか。にわかに信じられないので、友人たちに聞いてみるとなんと私が「小沢後継」とのことが掲載されるようです。アリエンことです。本人に一言の取材もなく、書くのはいかんですバイ。私は民主党の若手議員にもよき「支え人」になろうと呼びかけています。代議士になったからにはいつかは党首、いつかは総理というのもわからないではありません。逆にそのような気概がなければ務まらない仕事です。しかし、代表も一人、総理も一人です。皆が自分こそと言っていたら、弱い組織になってしまいます。支える側にいた時に真価が問われます。

【いっぱいですバイ】
  2つのSNSと3つのHP。2つの配信。
限界ですバイ。まとめんと腱鞘炎になります。
でもそれぞれ、役割が違っていて難しいところです。
 ようわからん。明日考えよう!

【安らかな息づかい】
ビートたけしのTVタックルに出演させていただくようになって10年以上の歳月が過ぎました。その間、北野監督としての数々の栄光をはじめ、間近でたけしさんの活動を拝見する機会に恵まれました。
 滾るような内面。親としての心配。具体的なことは記せませんが、大きな困難に打克ってこられました。

 挫折を経験した方だからでしょうか?大きな困難に出会う人に対しての接し方がとても優しいのです。
 先日もそっと耳打ちしていただきました。たった一言ですが、どれだけの力をいただいたかわかりません。押し付けも恩着せも一切、ありません。
 抱いている怖れをそっと取り除いてくれるような大らかさ
 困難な壁を僕たちの知らないところで大きなハンマーで壊してくれている優しさ
 いい作品を作る人の安らかな息づかい
それは祈りに似て人々を惹きつけます。一緒にいて緊張することがありません。むしろ内に秘めた力が湧き出てくるのを感じます。
この感覚、前にも味わったことがあるなと自分の記憶を探してみました。
大学の指導教授で仲人の大山正先生・・・そして松下幸之助さん
城南中学の塚原校長先生。
 昨日、海幸で集会に参加していたら校長先生のご親戚の方が「先生から言われていましたよ。あなたのことを頼むからね。」と従兄弟会に引っ張ってくださいました。先生が亡くなられてから、随分の時間が過ぎました。
「見守っとっけんね。頑張りなさい。」先生の声が聞こえた気がして涙が止まりませんでした。

【大きな車とその先の影】
テレビ朝日から戻る途中で大きな車が変な形でとまっています。
六本木の交差点です。その先に影。あ~事故だなと思った瞬間、その大きな車がノロノロと動き出しました。大事に至ってなければいいけど。救護に飛び出す気持ちの整理をした瞬間・・・・
 なんと鳩でした。
足を怪我しているのか飛び立てない鳩をよけているのです。
命を大切にする運転手さん。どんなお顔かわかりませんでしたが朝から善い場面に出会えました。

【情報通信分野のイノベーション】
 これから新産業分野をどう伸ばしていくか?特に情報通信についての民主党案のまとめを行います。 次の内閣で承認を得て社会に出せるように頑張ります。

【世界から見た佐賀】
世界から見た佐賀    2009年4月14日

日本EU議員会議メンバー佐賀へ

国会には日本・EU議員会議という公式の会議があって毎年、日本EUの議員が議論と友好を深めています。私もその一員としてブリュッセルのEU議会などでも議論を行ってきました。
ヤルツェンボウスキー議員を団長とするEUの友人たちが九州を訪れてくれました。第30回の記念すべき会でかねてからお願いをしていた佐賀への訪問も実現 しました。長崎の爆心地公園で悲惨な原爆の犠牲になられた方々に祈りを捧げ献花。柿右衛門窯など有田の窯元や唐津などを訪問。豊かな交流の中から創造され た芸術に触れ唐津くんちの山車や曳山囃、高取邸や唐津城なども訪問しました。佐賀の名尾和紙でできた手紙セットをお土産にするなど佐賀の文化を堪能しても らいさらに友好を深めることができました。
「現下の経済・金融情勢に対する国際行動の評価並びに日本とEUにおける金融危機
の対応に関する比較分析」と題して私もリード・スピーチを行い、未曾有の経済危機にあたり日欧で協力して克服していく方策についても議論しました。

世界的にも保護主義的な流れが出ています。鎖国を行っていた江戸時代。肥前佐賀藩は世界との唯一の窓であった出島を管理していました。異なる文化や科学技 術を摂取することで日本は近代化に備える力を蓄えることもできました。医療や教育分野においても佐賀の先人たちが、今でも近代日本の祖とあがめられている のも開かれた窓があったからです。
 唐津で行われた懇談会で、私は日本三大悲恋とされる小夜姫伝説を紹介しました。古代、唐津から朝鮮半島に支援に向かった恋人との別れを悲しみ鏡山の上か ら海に向かって袖を振り続けた小夜姫。7日7晩、泣きとおしてついには石になってしまいます。美しい白い砂浜、虹ノ松原の美しい光景を背景としたこの伝説 の結末はあまりにも悲しい結末です。 異国の地と交流や交易。様々な人たちが行き交う町には多くの物語が生まれます。遠く日本の古代に思いをいたし、EU の皆さんとの未来に向かう連帯と友好を約束しあいました。

【太田総理収録後記】

 久々の収録。太田さん、田中さんも元気そうです。
金美齢先生のありがたいお誘いにもかかわらず、忙しくて出席することができずにお詫びをいたしました。大好きなピー子さんも出演されていて、森永さんや北斗さんらとも議論を楽しみました。
 マイナスの消費税をジャパン・ポイントという形で実現するという、奇抜な発想のマニュフェストでしたが、未曾有の経済危機に様々な政策誘導にも使える利 点も考えられます。実際にフランスでは少子化対策として子育て世代に対して、公共料金の減免などができる制度もあるらしく、面白い発想です。
 15兆円の政府の緊急経済対策については、効果がないと多くの国民が答えているように筋悪の悪乗りとも思える予算が入り込んでいます。エコ・ポイント導入についてもETCと同様に一部の公益法人に利益が吸い上げられるのではないかという懸念も出されています。
この緊急経済対策案は一時的であること、予算の無駄遣い構造には全く踏み込んでいないことなど多くの問題点があります。自民党の佐藤ゆかりさんや鴨下一郎さんらは、じっくりと聞いてみると私と同じ意見のように聞こえました。