2011年04月09日(土)
見逃された?「脆弱性」の指摘

 
 福島第一、福島第二、柏崎。そのうち稼働している原発の数を考えても東電の電力供給は、事実上の「脱原発」状態ともいうべき状態です。テロや災害に対する脆弱性の再評価。人の命と健康、国家や社会の存続、安心を中心にすえたエネルギー政策を議論しました。トータルのコストの再考も必要です。

 
 7日深夜の宮城県沖で発生した震度6強の余震で東北電力の原発での「外部電源喪失」の危機は、極めて重く受け止めなければなりません。あのまま外部電源が復活せず、非常用電源もなくなれば福島第一原発で起きた事故の再来ともなりかねません。

 このような脆弱性をどうして見逃してきたのか?
危険性の指摘は過去になかったのか?国会での議論、国際機関の指摘を「無視」もしくは「軽視」することがなかったのか調査をします。