2011年04月13日(水)
電力不足に対応するビジョンと行動を
 
 電力不足が懸念され節電が大規模に行われています。
電力の不足は、社会活動・産業活動にも深刻な影響を与えかねません。


 日本のデータセンターの消費電力は?ミック経済研究所の試算では2011年全国の年間消費量は、94.5億kWh。そのうち関東圏に約7割が存在し、その消費量は年間66億kWh。東電の今夏の供給電力(7月末までに約4650kw)に占める割合は、1.6%です。


 霞が関クラウド・自治体クラウドを標準化・一元化しサーバーを分散させれば、首都圏に集中する電力負荷を大きく低減することができます。同盟国である米国などの協力を要請して、一部サーバーを海外移転することも大切です。全体を見渡した電力戦略を実施するように強力に働きかけます。