2009年11月23日(月)
原口一博国会通信2009年80号☆

「澄んだ瞳に託したい」

「もやいの再生・創富力」~地域力の再生を目指して~ 日本地方自治学会で

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  京都で開催された日本地方自治学会で講演を行い、あわせてパネルディスカッションに参加しました。
神野直彦先生は、「希望社会の創造」という目標・私の政策の理論的支柱を築いていただいた「恩師」で
もあります。先生が会長を務めてくださっている学会ということで益々期待が膨らみます。基調講演は、地
方分権改革の旗手・山田京都知事でした。パネリストは知事、今里同志社大学教授、小田長岡京市長、深尾
NPO法人常務理事、NPO法人働きたい女たちのネットワーク吉田理事長でした。
 
今里教授は、「人々の絆」という視点のもとで、新しい地域のあり方・「地域力」の再生を食と農の観点か
ら問い直されました。集権・集中・工業優先型国土構造からの大きなパラダイムの転換は、私が講演の中で
引用した「ミハエル・エンデの遺言」と密接に関連する問題提起でした。大都市依存の地域力パラダイムか
らの脱却が何としても必要です。

「地域力とはそこに居住する人を幸せにしていつまでもそこに暮らしていたいと思わせ 人々にいてよかった、
もう一度来たいと感じさせる地域の総合的な力である」

水俣のもやい直し・地域力の集合国家としてのスイス、イタリア発スローフード、小せがれネットワーク、奇
蹟のテーブル・庄内パラズィーノ・ブランド化による限界集落再生、石川県羽昨市神子原地区のこしひかり生
産・京丹後ブランド・同志社大原有機農業塾 ・

「地域力は創富力」

私が大臣所信で表明した地域の自給力を高める「緑の分権改革」の真髄をみる思いでした。

 限られた紙面のために全てを紹介できませんが、歴史と文化・教育に支えられた新しい市民公益の主体が先進
的な行政のリーダーと協働することによって、豊かな絆と可能性・大きな力を生み出していることがよく理解で
きました。

NPO法人働きたい女たちのネットワーク理事長の吉田さんは、こみカフェ「ゆめ・はあと」という取り組みなど
を通じて京都府地域力再生事業の支えを得て地域の居場所をつくっておられました。「働きづらさ・地域とのつ
ながりづらさのある人」へ向けた新しい試みに心打たれました。

地域力の中に何を埋め込むのか、水平型のガバナンスをどう創造していくのかについても議論しました。
「教育力」「イノベートする力」は、開かれた自由な環境から生まれてきます。差別や抑圧のない地域は創造性
豊かな地域です。
  
 
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