2009年07月24日(金)
原口一博国会通信2009年68号☆ 2009年7月24日

「澄んだ瞳に託したい」
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 大雨被害・激甚化する災害から命を守るために~

 山口県の豪雨災害被災地の同志と連絡を取り合っています。
また大雨のおそれとのこと。老人ホームで被災された方の中には死者・行方不明者が・・・・。
車椅子の方がほとんどで逃げることもできなかったようで胸の塞がるような災害です。

 捜索と救助が最優先します。
 行方不明の方の救助、怪我をされた方のご平癒を念じるとともに、お亡くなりにな
った方のご冥福をお祈りいたします。 山口の現地入りをしたいと考えています。ま
だ大雨の懸念が続いており、ボランティアを要請したいとの声もありますが、さらなる
大雨のため二次災害の危険も去っていません。
 慎重に事を運ぶように党本部へも要請をします。

 防災ハザードマップが作成されていなかっただとか、避難勧告がなされていなかった
だとか、土砂崩れなど危険のある施設に対して情報伝達の仕組みがととのっていなかっ
ただとか、様々な防災上の問題点も報じられています。
 この週末は、再び大雨が予報されています。検証と改善の問題点洗い出しを急ぎたい
と思います。

 気候変動のせいか、災害が劇甚化、局所化する傾向があります。低気圧は遠くにある
のに、あっという間に水に飲み込まれた、土砂に飲み込まれたという災害も出ています。
少しでも危険を感じたら避難をしてください。十分な警戒が必要です。


=====江田参議院議長のメルマガからの転載です=====

 山口で豪雨災害が発生し、多くの人命が失われた。国会は通常なら、衆参で災害関係の
委員会が「委員派遣」などで迅速に対応するが、衆議院の解散に伴い、衆議院機能は存在
せず、参議院しか対応できない。しかし、突然の閉会により会期末手続きを取っていない
ため、委員会に閉会中調査権限がなく、肝心の災害対策特別委員会は消滅している。そこ
で、国会法や先例録に基づき、議院運営委員会理事会に諮ったうえで議長として「議員派
遣」を実現するための調整を始めた。国権の最高機関としての使命を果たすため、全力を
尽くす。 

=====
 参議院の委員会が会期末手続きができなかったことで、消滅していたなんて、あっては
ならないことです。ここでも政治空白が生じています。議長には国民の生命第一の観点か
ら、大所高所に立った調整をなされることを望みます。

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