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| 2000年10月20日 原口一博国会通信(1) DIGITAL SYOKASONJYUKU 戦後の政党政治の寿命が尽きた今日、問題解決能力を 失った「古い政治」が今なお排除されないことで社会の混迷と閉塞感が一層深刻になっています。ごまかしたり先送りしたりということができない状態であるにもかかわらず、 政策が中長期的な展望を持たずに切り張り的に提出されるために国家の迷走状態が続いています。さらに深刻なことに規制と官僚機構を利用した所得再分配は、膨大な財政赤字を垂れ流し国民の不安を増大させています。 我が国の国際的地位の急落は目を被わんばかりです。目先外交は莫大な対外援助のツケだけでなく安全保障上もっとも大切な「信義」の失墜をもまねいています。日本の政治が国際的に見ると将に脱線状態にあるのは、政治が理念を無くし、当事者意識やその責任さえも遺棄してしまっているからに他なりません。 危機意識を共有する全ての人に呼びかけます。 この国を愛し未来への責任を果たそうとする全ての人々に。 情報を共有して危機を脱出するための行動を起こすことを。 国民の理想を実現するためのネットワークの設立を。 「自分が世間に対して捧げようとするものに比べて、現実の世の中が自分の立場から見てどんなに愚かで、ある卑俗であっても、断じて挫けない人間。どんな事態に直面しても『それにもかかわらず』と言い切れる自信のある人間。そういう人間だけが政治への『天職』を持つ。」(マックス・ウェーバー「職業としての政治」より) 理想を求めて力を尽くせば尽くすほど現実の壁を知ります。そして多くの場合その壁のせいにして理想を諦めます。心も渇き果てて一歩も足が前に出ない日を経験します。しかし冷静に眺めてみれば、何も暗夜を嘆く必要などないことに気づきます。心の渇きに比例して美しい水を求める力が増すことを知ります。暗夜に一つの灯火を掲げ続けるように今日の一歩一歩を大切にすればよいことが解ります。 この通信では、特定の人物や政治団体への批判は厳につつしみたいと思います。ビジョン無き批判は中傷と区別がつきませんし、胸塞ぐような言葉にはもう飽き飽きだと思うからです。 理念や理想、そしてそれを実現するための道筋に重点を置きたいと考えます。1回1回の通信は、単なる情報の断片に過ぎないかもしれませんが、これをつなぎ合わせることで生まれてくるものを大切にしたいと思います。 困難に立ち向かう勇気と智慧を共有できますように。 ■ DIGITAL松下村塾〜原口一博国会通信 メールマガジン登録 |
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