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2003年9月7日 原口一博国会通信(107) DIGITAL SYOKASONJYUKU 強さについて 民主党総合選対企画委員会で会社員や主婦、学生など幅広い層を対象に政治意識・投票行動についての調査を行いました。変化しながら自分の安定を獲得していくのかそれとも守りながら自分の安定を獲得していくのか。自己実現を組織によって成し遂げるのかそれとも個人によって自己実現を成し遂げる傾向が強いのか。将来に対する生活の不安が益々高まっているという答えの多さに愕然とします。子どもをどう育てるかということに関しても迷いや不安が強いのがうかがわれます。税金の無駄遣いに対する憤りの強さと税の使い方に関する関心の高さが全ての層に見られたのも特徴的です。 不安感の高まりに比例する形なのではないかと思いますが、政治に「強い日本を作って欲しい」との期待が高く、民主党マニュフェスト準備委員会でも「強い日本」を作るための政策に高い優先順位を与えて作業を進めることにしました。 ここで皆様に議論をしていただきたいのは、私たちが実現すべき日本の「強さ」の中身についてです。荒々しい表現・無神経な言葉、そしてタカ派的な言動。「強がっているだけ」だったり「独りよがり」のリーダーシップを「強い政治」と勘違いする傾向を憂慮します。 「公約を守る強い政治」「失業のない強い経済」「不当な暴力や犯罪を許さない強い社会」「個人を育てる強い教育」人それぞれ思い浮かべる強さの意味が違うと思います。 私たち民主党が目指す政治姿勢は、「強きをくじき、弱きを助ける」「柔よく剛を制す」「立場の弱い人たちをより強く守る」政治でありたいと思います。国際社会においても法と正義・人権を重んじ、言うべきことを言い、なすべきことを果敢に挑戦する政治は、従来の政権に特徴的だった超大国従属とは正反対の政治です。 「税金の無駄遣いを続けるお化け」は官庁を「伏魔伝」に変え、補助金・税・規制・行政指導などを使って自らの基盤を磐石にしていきます。「公的な仕事につくものは、嘘もつかないし間違ったことをしない。」という人々の善意に付込み自己増殖を続けます。「依存と分配のおばけ」は、政権交代が起こらず納税者の監視が機能しない澱んだ風土を最も好みます。「依存と分配のピラミッド」の恩恵をうける人々は談合も政治の一つと思い込み、金を配る力こそが政治力と勘違いしています。 一つの党内で総理が代わることを政権交代と勘違いしてきた風土がこのお化けを超え太らせてきました。「自立と創造」か「依存と分配」か。 「化け物を退治に必要な人材集団」を選択するのか、「化け物を増殖させる利権集団」を選ぶのか。納税者(タックス・ペイヤー)のための政治か、税食い(タックス・イーター)のための政治か?選択は二つに一つです。
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