2011年04月03日(日)
危機を極小化する行動

 
 国際海洋法は、大きく二段構えになっています。一つは海洋汚染の原因者の責任。もう一つは、正確な情報公開。福島第一原子力発電所の放射性物質の海洋汚染は、極めて重大です。国家としての危機管理が問われます。

 今日、東京で様々な危機管理の対応をしています。真実を直視し迅速に行動することに勝る危機管理は、ありません。判断の基となるデータを正確に開示するように求めています。


 この原子力発電所事故に当たって自らの良心と人間の尊厳、国益に沿って行動している関係者の皆様に心から敬意と感謝を捧げます。今日は、そのうちの数人の皆様と実行を話し合いました。


 避難指示について。ミニマックスの危機管理の基本。自主避難を長引かせることは、退避したくても移動できない弱い立場の人やライフラインや治安を維持する職業の人にしわ寄せがくる。