2011年03月23日(水)
被災地支援の戦略的実行を

 
 昨日、被災地一次支援のこれまでの総括を行い、今後の支援の在り方について被災地から帰ってきたスタッフと話し合いました。物流は、都市に近い方から回復しつつある部分もありますが、今なお、道が寸断されて孤立の危惧も。岩手北部など最も届きにくいところへの集中支援が必要です。

 寒さと薬品不足、マンパワーの不足で急速に健康・衛生状態が悪化している地域が。処方箋薬は、今日、大量に被災地自治体に届けられる予定だが、その自治体そのものもマンパワーが限界を超えている。兎に角、被災地の方の数を減らし、衛生状態、マンパワーを回復することが第一だと考えています。

医薬品・医療の不足も深刻。全国から支援の申し出があるものの、自治体経由だけでは、届くのに時間がかかる場合も散見されている。受け入れ表明だけでなく、同時に移動手段の確保もワンセットでできると被災地の状況が改善します。