2010年10月22日(金)
英霊の顕彰・平和と鎮魂の祈りを

 
 英霊の顕彰・・・

 平和と鎮魂の祈り。

 消息の知れぬ知人を探し求めておられる方から声をかけていただきました。「きっと生きている。生きていて欲しい。」と思います。お年をめしたその方の言葉が、静かな空気を震わしました。

 戦争・・・
 人を人でなくしてしまうような凄まじい破壊と殺戮の真っただ中にあって別れ別れになった人々。
二度とこのような惨禍を繰り返してはならない。繰り返さないために、私たちは日々、何を行い何を目指せばいいのか。


  
  「DANGER'S HOUR」は、マックスウェル・T・ケネディ氏による著書です。「特攻 空母バンカーヒルと二人のカミカゼ」という邦題で日本語でも出版されています。

  昭和20年5月11日、沖縄沖の米艦隊を目指して、多数の特攻機が鹿児島県の鹿屋基地を飛び立ちました。多くの特攻機が撃墜されて海に消えてしまう中で安中盛三中尉(兵庫県上郡町出身)と小川清少尉(群馬県八幡村出身)の搭乗機が米空母バンカーヒルに突入しました。

 「特攻隊員の最後の望み」とは・・・。ケネディ氏の洞察に満ちた言葉にも心を打たれました。