2010年04月06日(火)
地域主権改革は、民主主義の基盤そのものの強化から始まる

 
 地域主権と地方分権はどう違うのか?国家主権との関係は?

 主権という言葉は様々な意味で使われています。対外的な独立性という意味で用いられる場合 。対内的な統治権という意味で用いられる場合。国家における最高決定力という意味で用いられる場合 。「主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。」(憲法前文)。

  地域主権は、前2つの意味での主権を地域が持つという意味ではありません。主権者たる国民が、自らの責任において地域をつくる権利を有することを指す言葉です。地域の歴史を学ぶこともなければ、国の歴史への関心も表層的に。地域を愛し自ら地域づくりに参加することは、国への思いにもつながります。

 地域主権を推し進めると地域の格差は埋まるのか?その答えは、「一律には言えない。」です。主権者がどのようなリーダーを選ぶのか。地域にどのように関わっていくのかで盛衰にも関係します。
中央集権的な自由のない政策を行っていたら、格差を埋める財源すらなくなってしまいます。地域の努力の差が出ることを忌避して、横並びを続けるのならば自治体選挙そのものの意義さえ希薄化してしまいます。

 今日、参議院本会議で趣旨説明・質疑が行われました。



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2010年4月6日(火)の主な日程です。

閣議


打合せ(ICTに関する本について)
説明(郵政改革法案について)
説明(次官)

 会見

本会議(議了、国家公務員法趣旨説明・質疑等)
議了等
国家公務員法趣旨説明


説明(渡辺副大臣 市民公益税制PTに関する総理説明結果報告について)
政務三役会議
説明(行政評価局長 行政評価等プログラム案について)


総務勉強会


懇親会

TBSラジオdig 生出演 政治とメディアの関係について