2010年02月27日(土)
チリ大地震への対応について

 
 チリで大地震が発生しました。被災された皆様にお見舞いを申し上げるとともに、万全の救助・救命・復興の支援をできるように努力を重ねます。

 チリの大地震の対策を詳しく指示をしました。 ハイチ大地震では、治安や首都直下型ということもあって私達の国際消防救助隊は待機を余儀なくされました。今回、その経験を生かし更なる対策を練り直したところでした。万全の支援体制を敷きます。あわせて日本の備えも指示をしました。




 国際消防救助隊の派遣については、消防庁において外務省から話がきたら直ちに対応できる体制を敷いています。

津波の到達についても警戒を解けません。外務大臣からも連絡。

 過去の経験をもとに万全の体制を敷いています。 津波についてもハワイに協力機関があり、仮にハワイに津波が到達したとしても約6時間の余裕があると説明を受けています。皆さん、落ち着いた対応をお願いします。

津波への万全の備えについて、各都道府県に対しても一斉に送信しました。

日本への津波の影響については現在調査中ではありますが、ハワイ周辺に津波が到達すると予想されるのは明日28日午前6時前後(日本時間)と見られます。また日本に津波が到着するのは早くて午後1時頃と見られます。

気象庁では、ハワイ等での津波の観測状況から明朝9時頃には日本への津波の影響を判断する予定とのことであり、津波到着2時間以上前に必要に応じ、津波警報・注意報を発表するとのことです。


参考)満潮予定時刻 北海道釧路市 28日 14時31分、宮城県石巻市 28日 15時09分 各都道府県におかれては、今後とも、津波に関する気象情報の収集に取り組むとともに、津波警報等が発令された場合には迅速に住民の避難支援等を行うことができるよう連絡体制の確保をお願いします。