2010年01月17日(日)
15年目の今日~ 鎮魂と復興の祈りをこめて

 
 友人たちがあの体験を語りだすにも多くの時間がかかりました。

目の前で大切な人たちが亡くなっていく・・・
「救援に駆け付けたものの、まだ火災の煙がくすぶる神戸の街中で、埃まみれになりながら、夜中、なぜだか無性に腹立たしくなり、悔しくなり、悲しくなり、号泣したのを覚えています。私はその後現地で半年間救援活動をしましたが、それでその後の人生が大きく変わったと思います。
あの日を忘れない。しかしあの日で立ち止まってはならない。
真剣にそう思います。」 これは友人の言葉です。

 神戸は市民の皆様の絆が深く地域でみんなを守る支えがあったから、あれだけの大災害でも市民同士が助け合い、復興を成し遂げる勇気を分かち合うことができたのだと思います。

 15年目の今日。
お亡くなりになった方々のご冥福を心から祈るともに、災害からの復興と心身の傷が癒えることを祈ります。