2009年06月18日(木)
衆議院総務委員会大臣所信質疑

 
【総務委員会理事会】
 今後の質疑についてコンセンサスを取ります。日本郵政が16日に提示をした中間報告について総務省に資料要求をしますが、受けません。鳩山大臣更迭で揺れる郵政行政。守りに入ったなと思います。日本郵政の指名委員会委員長も不動産売却等第三者委員会委員長も多忙を理由に出席できないとの答え。大臣が辞め国会は大揺れなのに必要な参考人の出席を得られません。

【総務委員会質疑】
 総務委員会で大臣所信に対する質疑に立ちます。
1年8ヶ月で5回も業務改善命令を出されている日本郵政。ガバナンスを効かすなどといっていますが、トップはおろか日本郵政持ち株の責任を自ら総括したことはありません。16日に総務大臣に提出した報告書の提示を求めましたが、もうすぐ最終報告書を出すからという理由にならない理由を元に開示を拒否しました。大臣答弁で明らかになりましたが、その中間報告では責任の所在など書かれていないことが判明しました。
 あわせて指名委員会の議事録の開示を求めました。これには高木福社長が開示をあっさり認めましたが、開示されたものを見てみると、具体的な審議の内容はどこにもありません。議長から定時株主総会の取締役選任議案について、資料のとおり決定したい旨を、取締役1名ずつ諮ったとあるだけで、国会等で指定された事項について反省や総括など議論されていないことがわかります。しかも西川委員だけは席をはずしていますが、その他の取締役選任については、自身の取締役選任については議決に参加していないものの、着席のまま他の委員の議決を見ていたことになります。まさにお手盛りではないでしょうか。自分たちで自分たちを認め合っているかのような指名委員会のあり方に、疑問がわきます。