2009年05月16日(土)
鳩山由紀夫新代表誕生!柔和なるものにこの世を引き継ぐために・・・。 今日は民主党代表選挙です。

【滅私と決意】
 今日の両院議員総会での代表選出について様々な記事が載っています。
第三の候補として若手の皆さんが私を擁立しようと動いてくれたことも、たいへんありがたく、本当に光栄なことでした。しかし、一部報道が事実と違っています。推薦人が足りないで立候補を断念したのではありません。確かに一部メディアが喧伝したがっているように、小沢―反小沢・非小沢の構造に持ち込ませるのは得策ではありません。いずれも元代表ですから、新鮮な顔ぶれが出ることも大事でしょう。
 
しかし、巨大メディアが作った「世論」だけに右往左往する未成熟な時代は過ぎました。
単に一時の流れだけで選択していたら大きな間違いを起こすことを私たちは学びました。70-80の支持率を誇った小泉内閣が残したものを見ても、そのことは明らかです。私たちは単に世論調査の数字を受け止める機械ではありません。私たち自らが、理想の日本を作るために未来を創造してかなければならないのです。
 私は無責任で非常なエリートたちの論理よりも、地道に働く名もない同志を大事にしたいと思います。様々なものを胸の中に押し込んででも歯を食いしばって代表を守り、戦い続けた友人たち。そのような人材を活かすリーダーは誰なのか?鳩山由紀夫さんは、怒りをうつさず、人の悪を言わず、地道に民主党を支え続けました。その一点をもっても代表になるべき人だと思います。
 私にとってもここで名乗りを上げることは、自分だけのことを考えれば悪いことではないかもしれません。しかし、自分のことよりも、政権交代直前の民主党が、目的を果たすためには何をなせばいいか。「滅私」をもって虚心坦懐に考えれば結論は一つです。本当の同志たちとこれから総理を目指す同志がどのような同志であれば、一番適任かを話し合って出した結論は、決して間違っていなません。

【両院総会直前】
 横路副議長が車を持たない私を拾っていただき会場に連れて行ってもらいました。
車の中で様々なご指導をいただきました。臨時の両院議員総会の会場であるホテルに入るなり、なぜか私が揉みくちゃに。昨日の応援演説はじめ、これまでの行動に友人たちが感謝の握手を求めてくれます。

【中央選管からの報告】
 古川選管委員長からの報告と確認が終わると、いよいよ代表選挙規定による演説と投開票です。
 名前が同じハで始まる同士なので両院議員総会でもお隣です。羽田元総理とも並んでいます。両院議員総会の間も声をかけて、鳩山さんをいろいろ励ましました。優しい包容力溢れる総理大臣になって欲しいと思います。子どもたちにも手本となるような・・・・。
 演説に向かう前の鳩山さんに「子どもたちの声」を伝えました。そして「怖れ」からくるメッセージではなく「愛」からくる安心のメッセージを伝えてくださるように。昨日の有楽町での私の応援演説で支持を決めたという若手もいてくれて感激でした。

【応援演説】
 それぞれ2人ずつの演説。岡田さんの応援が手塚さんと郡司さん。鳩山さんの応援が小沢(鋭)さんと船山さんでした。それぞれ全く異なった角度からの応援演説でした。

【所信表明演説】
 鳩山由紀夫さんの演説は、「怖れを排した」見事な演説でした。出て行く前に障害者という言葉は使うけど「チャレンジド」と言いなおしますからねといってくれました。聞く人たちに安心と勇気、そして闘志を奮い起こすものでした。演説は、それがいかに優れていても聴いていて辛くなるものもあります。それはその人と持つ視線の高さによるものもあるでしょうが、持っている人としての明るさによるものもあると思います。

【コーディネーターを入れての討論】
 少しコーディネーターが脱線気味なところも鳩山さん、岡田さんと絶妙なフォローで回復させていました。人を差別するような不適切な表現があって、正直言って戸惑いを覚える場面もありました。怒りや焦りの気持ちを出さないという自己コントロールを学びたいと思います。
 良い議論でした。

【鳩山新代表誕生】
 党所属国会議員の投票により決しました。総数221人。鳩山由紀夫さん124票。岡田克也さん95票。無効1人。欠席1人。
反転攻勢に向けて最適のリーダーを選ぶことができました。


【インタビュー】
 15回 インタビューを受けました。

【願いがかなう】
 

 政権をとれば代表は総理です。

 穏やかで人を包み込む寛容さ。総理になる人は子どもたちのお手本となるような穏やかな笑顔の人になって欲しい。人知れず頑張る努力する人材を活かす人になって欲しい。
願いがかないました。

【TVタックル収録】
 月曜日の放映なので内容は非開示です。


【東京都副知事猪瀬さんと】
地域主権の進め方について東京都副知事の猪瀬さんと東京都庁で意見交換したのは2週間くらい前でした。タックルの収録でも、地方分権推進委員会の第二次報告を骨抜きにしようとするものと、どう戦うかを議論しました。
 ちょっと気難しい猪瀬さんですが、故石井代議士の友人ということで私に様々な情報を与えてくださいます。

 税制改正も地域主権と一体で改革しなければなりません。 

【「仲良し」の阿川佐和子さんと】
 タックルの収録が終わり記念撮影。
いつもお会いしているので、考えてみると写真らしい写真がありません。
30代のころからお世話になっています。
 森林を守る活動など阿川さんの活動は多彩です。
 佐賀の脊振山などでもお世話になっています。

【ゾマホンさんと】
 大好きな親友、ゾマホンさんと。そして「鳩山由紀夫さん」と写真撮影。といってもこちらはそっくりさん。 お二人ともビートたけしさんの付き人さんです。この「鳩山さん」は早速、民主党代表の鳩山由紀夫さんのそっくりサンとしてザ・ニュースペーパーさん(タックル時代劇でも活躍 小泉さんのそっくりさん等で有名なお笑い集団)と一緒に活躍することになりそうです。
 ビートたけしさんは、「辛いところから這い上がった天才」です。人を活かし、人を包み込むお人柄に多くの方が惹きつけられます。

【教育の大切さ、人間の安全保障を・・・キッシンジャー博士】
海外の友人たちとも意見交換をします。
 外交や安全保障など様々な場面で導いていだいてきたキッシンジャー先生のお話を思い出します。

 それは危機への対応の要諦であり、安全保障の基本原則です。
私たちは世界の子どもたちの教育を受ける権利を保障することができれば、世界を覆う問題の半分以上を解決することができます。


 写真は、ニューヨークの先生のオフィスで写したものです。
この時、中台関係が緊張していました。先生はこの後、すぐに台北に飛ばれました。


【夢のまた夢】
タックル収録の後、お馴染みの女性運転手さんが、ご自身のお兄さんが経営されているお菓子屋さんを紹介してくださったことがありました。とても美味しいお菓子でした。
 今日は、またあの運転手さん。
「夢のまた夢」というお菓子屋さんに立ち寄りました。
糖度がほかのさつま芋と比べて2倍もあるという種子島産の蜜芋を原料に「夢慶喜」という一切、健康に悪いとされる食材を排したお菓子を作られています。
 とても優しい味がします。
プリンも最高でした。

http://r.tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13046646/