2009年04月05日(日)
桜マラソン・女性の会国政報告会・きびっとの杜さくら祭り・佐賀医療講演会

 
2009年4月5日(日)晴れ
【桜マラソン応援】
 応援に行きました。たくさんの皆さんとお話をさせていただきました。生活や教育に関するご相談も。皆さんが笑顔で参加されていました。主催者をはじめとする支えてくださる皆さんにも心から感謝です。
 

【毒舌とツッコミ 佐賀への愛情】
桜マラソンではご無沙汰している方々との出会いもありました。

 「旧知」のNさんにもお話できました。この方には、若い頃から似たような仕事での境遇、同じような年齢ということで、不思議な連帯感を感じています。

 でも久しぶりに会うとシュールな棘もあるので要注意でもあります。
今日も久しぶりだったせいか、挨拶する間もなく
「うわ~テレビでよく見る人だ。」とNさん。

「・・・・・・。」思わず絶句です。

ほかの人が言えば喧嘩売ってんですかといいたくもなりますが、ここで青筋立ててはなりません。
 相変わらずの毒舌ですがNさん独特の間の取り方です。嫌いな人にはおっしゃらないらいいので、とりあえず私は満足しています。

「たくさんの人ですね。」と返すと真顔で「県外からもたくさん来られています。佐賀から他所
へいくばかりではいけません。」「こうして一度でも佐賀に来てくださった方は、佐賀が地理的にも便利なところにあり、素晴らしい土地だということがわかっていただきます。」と熱い思いを語られます。

 そうこう話すうちにランナーの皆さんが私たちの前を駆け抜けられます。
ランナーの中には手を振り返してくださる方もたくさんおられ感激でした。

感激に浸っていると再びNさん。
「いっぱくさんからも参加料をいただかないといけませんね。」
「・・・・・・。」
いろいろな突込みには慣れているつもりですが、即座に反応できません。
ただ毒舌でも嫌味には聞こえません。故郷佐賀に対する深い愛情があるからだと思います。

【高木八幡春季例大祭】
 高木八幡宮様の春の例大祭に参加しました。
美しいしゃくなげが寄贈されていました。僕たちを育んでくれた大楠も元気そうでした。
 佐賀県の各地に大きな楠があります。武雄が誇る大楠、素晴らしいです。
もう17年も前のことですが、武雄に応援してくださる方々の会があって、その事務局長さんが中心となって大楠を守る活動をされていました。
川古の大楠・武雄の大楠・塚崎の大楠。荘厳なまでの命の力強さを感じます。武雄の皆さんが市をあげて大事にしてこられたからこんなに立派な楠が生き残れたのだと思います。

【原口一博後援会女性の会国政報告会】
 企画から何か何までみな手造りの会です。とても暖かな輪の中にいれていただいて、多くの勇気をいただきました。今日の国政報告は、初めての方も多く、絆をメッセージの中心に置きました。日本で一番若い首長になった武廣さんのお母様も女性の会の皆さんに感謝のメッセージをくださいました。川崎さんや大串さん、末安さんや内川さんの夫人も参加していただきました。
 太田県議、白倉市議、勝木市議らの女性政治家の皆さんも溌剌とされています。佐賀を代表する女性のリーダーの皆さんが大勢、来てくださいました。
17年前にブラジルから医学を学びにきて2年間佐賀医大で勉強したサントスさんが、私の会に顔を出してくださいました。地球の裏側から勉強に来て、佐賀を大好きになってくださったサントスさん。眼科医さんということですが、綺麗な瞳。人なつっこそうな笑顔が爽やかでした。

【きびっとの杜桜祭り】
NPO法人きびっとの杜恒例のさくらまつりに参加させていただきました。
音楽フェスティバルも大盛況でした。
基山のNPO法人の皆さんの情熱がはなひらきました。地域と都市の交流です。美しい自然。桜の舞い散る中で楽しい時間を過ごさせていただきました。

http://kibit.kiyamatown.com/

【佐賀医療講演会に参加】
 ウィルス性肝炎と戦う皆さん、支援者の皆さんとお話させていただきました。更なる活動に向けて決意を新たにしました。薬害肝炎原告団・B型肝炎訴訟原告団、佐賀肝臓友の会の共催の医療講演会でした。私たち3人の民主党佐賀県連所属国会議員もそれぞれ決意を述べました。 国が責任を認めていません。 肝炎患者支援法成立に向けて全力を上げます。
 他党にも挨拶の機会がありました。配慮に欠く無神経な発言と思われるものもあり、懸命に戦っておられる皆さんに申し訳なく怒りがこみ上げて来ました。社民党の徳光県議の挨拶は、いつもながら無駄のない、しかも慈愛にあふれた挨拶でした。

【上京】

___________考察メモ______
 佐賀医療講演会                        2009年4月5日
薬害肝炎原告団・B型肝炎訴訟原告団、佐賀肝臓友の会の三団体共催
第一部 肝臓病専門医の講演
佐賀大学医学部内科水田敏彦先生による肝炎治療に関する医療講演会

第二部 肝炎患者支援法成立に向けた活動状況についての報告会


山井代議士と懇談

民主党は肝炎医療費助成法案を提出

13万の請願署名
国の責任を明確にする 命のリスト C型については謝罪 B型についても最高裁判決
インターフェロンの自己負担が高すぎる
 120億円の予算 10万人を予定したが5万人しか受けられていない
  民主党は平均1万円という自己負担にすべきと主張
インターフェロンの適用 B型については抗ウィルス剤 しかし助成がないのが実態
インターフェロン治療が効かないその他の方の医療費助成について
民主党は足がかりをつける法文にいれるように提案
カルテがある方に限られている
B型肝炎の患者原告団にもお会いするようにと求め、舛添氏があうとの答弁
 
肝炎対策基本法・肝炎患者支援法の成立を求めて
     薬害肝炎全国原告団

開会
基山在住女性農業
B型肝炎のウィルスが自分にどうして入ってきたか知らずに過ごしていた
3人の子供 子供もキャリアに 医療費
仕事も休まなければならない
肝炎はうつるのだという偏見 
性交渉により感染のリスクも しかし、薬によりリスクをなくすこともできる
子供に同じ荷物を背負わせてしまった
実名を出して自分が苦しんでいることを皆さんにわかってもらう
私の進む道は国にこんなに苦しんでいるB型・C型で苦しんでいる人たち
 裁判にもいけない人たち

スライド
肝炎対策基本法がなぜ必要か
200万人 C型肝炎感染者
150万人 B型肝炎感染者
350万人
 ウィルス性肝炎は国民病といわれている

ウィルス性肝炎に関係する死亡者数
肝がんの85% 肝硬変の75%がウィルス性肝炎

日本のウィルス性肝炎による死亡者数 約4万人/年
待ったなしの状態
感染者の死亡によって肝炎問題が解決されることは許されない

ウィルス性肝炎は血液でしか感染しない
輸血・血液製剤・不潔な医療器具から
医療行為によって感染した医原性疾患
 

国の法的責任
薬害肝炎訴訟
B型肝炎国倍訴訟で不潔な医療器具からの感染において国の責任が断罪
日本での輸血感染 売血のみに頼る輸血 感染拡大
輸血を受けた人に献血をする指導
当初の血液行政の誤りが原因

肝炎対策の現状
平成20年度インターフェロンに対する助成
 1年に限って所得世帯に応じて
 1万円、3万円、5万円を超える額について助成
現状の治療体制は自治体任せ
病状が重くもっとも助けを要する肝硬変・肝がん
 身体障害者手帳の対象にもなっていない
インターフェロンに対する助成も十分になされていない
 助成額・助成期間・所得制限などが原因
仕事を続けながら治療をしにくい
国は治療や生活支援に責任を持つ
予算措置による場当たり的対策は許されない

その法律に国の責任を明記し、支援策の提供を法律で定めるべき
特定肝炎対策緊急支援法案              
肝炎に対する法律の制定は放置されている