2009年04月03日(金)
楠の青葉に

 
【ミッキーさんのラジオ番組に出演】
ミッキー安川さんのスーパー・フライデーに生出演です。ラジオ日本。
深夜のラジオ生番組なのに、すごい数のメール、FAX、お電話でした。
 関東圏にお住まいの佐賀出身の方からもFAXが来て感激でした。函館や徳島、長崎などもありました。ありがたいことです。

 アメリカから帰ってきたばかりのミッキーさんは少し体調を崩されていて
青木さんというお世話の方と3人でしたが、お辛そうでした。それでも2時間の番組をミッキーさんは根性でつとめられました。少しお体が心配です。
昨晩、今朝のラジオで書いたリスナーの方々からの私への問いかけです。不況、失業、病気と戦っている方々もおられました。戦いの勝利を祈り、地面の暖かさ、人の温もりが感じられるようにとお話をしました。
 中には14歳の人もおられました。何回かメールを送ってくる男の子らしくいつもはミッキーさんから「早く寝なさい」と窘められるということでしたが、私は「14歳の可能性の拓きかた」を話しました。
 「佐賀っていいですね。行ってみたい。」というメールも増えてきました。
「生ラジオで直接、リアルタイムでつながれるって良いですね。」「他にも
いっぱくさんと話せる機会はありますか。」という質問も。「佐賀新聞がひびのというSNSサイトを立ち上げてくれていますよ。そこに入れば、話ができますよ。」とひびのの宣伝もしました。ひびとも増えればいいですね。

【楠の青葉に思う楠おばさん】
 楠の青葉、いいですね。

 県立図書館の横の楠も大好きです。
「楠おばさん」が残してくださった楠です。
福田ヨシ先生は佐賀県初の女性の県議会議員さんです。
私をはぐくんでくださった牛島国枝先生のそのまた先生です。
戦後すぐ、納税に困った持ち主が売ってしまって、楠の群れも切り倒される運命に。切り倒される寸前の大楠の前に手を広げて
「待ちんしゃい、何ばしよっと!」「こいば切んないば、私を先に切らんかんた!」と立ち塞がって守ってくださいました。


どんなことにも揺るがない信念
多くの人を包み込む優しさ
あの青葉を見ていると大事なものを思い出すことができます。


 私はあの大楠にヨシ先生と名前をつけて、通り度に手を合わせています。吉野ヶ里遺跡を守るときにも牛島先生が頑張ってくださいました。お二人とも佐賀の良心であり、誇りです。
「疾風のように」(佐賀文学)西村しず代さんの評伝、ぜひ拝見したいです。
福田先生は、とても優しく強い方だったそうですね。私は牛島先生や福田先生の秘書をされていた石井さんからお話をうかがいました。
人間愛の深いところから湧き出てくるようなユーモラスな言葉。
男尊女卑なんてものともせずに頑張られました。

 「女性の頭の上にある見えないガラスを壊してくださる方よ。」
と12歳のころの私に母が言った言葉を今でも思い出します。

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