2009年07月16日(木)
原口一博国会通信2009年62号☆ 2009年7月16日

「澄んだ瞳に託したい」
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地域主権改革~3つの鎖からの解放


地方は国の「奴隷」ではありません。
 同意権(拒否権)を地方が持ち「隷属状態」から開放されなければなりません。

 有無をいわせず押し付けられる事業と負担金。
補助金という名を借りた「公金を使った買収システム」。

 どこにいくかも、いくら払わなければならないかも知らされずに、バスに乗せら
れた乗客は悲劇です。 
私たちは、地域主権改革を行い、強制された乗客の悲劇」を無くさなければなりません。
地域主権改革とは、中央集権体制・官僚中心主義からの「解放」を意味します。

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 私は、15日の次の内閣で総務担当として以下のような主張をしました。
「地域主権改革については、単に自由な財源を地方に渡すことだけではありません。国と
地方を対等の関係にすることが大事です。「強制された乗客の悲劇」が起きています。
大阪府の橋下知事が先日、民主党本部でおっしゃったように、まるで地方は国の「奴隷」の
ような状態です。

 地方の政策を行うのに、それを拒否することもできず、義務付け・枠付けで雁字搦めにされ
ているのは、許せないことです。

 私たちは、地方の改革派との連携で霞ヶ関解体と地域主権改革を断行していかなければなり
ません。そのためにこの間、積極的な意見交換によって民主党マニュフェストのバージョンア
ップを行ってきました。
 民主党は、政策目的を明確にして、地域主権改革の道筋を、意見交換の結果を踏まえて膨ら
ませて書き込むべきです。
地域主権改革とは、単なる分権改革ではありません。
 長い間続いた中央集権体制、官僚中心主義、一党独裁体制からの国民の解放を意味するのだ
ということを強く訴えたいと思います。中央集権体制も、官僚中心主義も明治以来続いた「統
治の形態」です。これを変えることは、並大抵のことではできません。霞ヶ関の既得権益その
ものを壊すことにほかならないからです。それに加えて、半世紀以上に及ぶ一党支配がさらに
既得権益を強固にしています。私たちは、政権交代を行うことによって、その堅牢な壁を壊そ
うとしているのです。マニュフェストの文言は、妥協を許しません。誰が見ても明確に目標と
手順がわかるように書き込むべきです。

 細かく書き込めば、膨大な字数になって、マニュフェストとして配れないというのならば、別
バージョンを作ればいいことです。より幅広く改革者を結集する大きな視点と覚悟に立って行動
して行こうではありませんか。


 私たちは、与党の混乱を見物している余裕はどこにもありません。政権が交代すれば、すぐさま
内閣を立ち上げて人事を行い、予算を作り変え、法案を出しなおさなければなりません。それは遠
い先のことではなく、今日から計算しても45日後まのです。
 なおかつ、その間、私たちは、総選挙の審判を受ける、大変な山を上らなければなりません。
政権交代の山は、しかし頂上ではないのです。政権を交代して、革命に等しい改革を行い、「国民
の生活が第一」の政治をつくり政策を実行していかなければなりません。」


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 地域主権改革は、国民を雁字搦めにして日本の国益と国民の安心を奪ってきた、3つの鎖からの解
放です。一党独裁からの解放、官僚中心主義からの解放、中央集権体制からの解放。この3つの解放
を行える体制と力を私たち民主党はつけてきました。しかし、それでもまだ十分とは言い切れません。
内外のネットワークをさらに強化して衆智を集める時です。


 その間の外交の緊密な連携も大切です。同盟国アメリカの友人たちは、私たちが政権を取ることに
不安を覚えてはいません。友人たちの多くは歓迎です。しかし、私たちを知らない方々も世界には少
なからず存在します。長い間、日本は自民党の支配する国だったからです。

 もし、来週解散となれば、そして勝利の女神が私たちに微笑んだとしても、45日しかありません。
45日の内外における戦い方で全てが決します。団結を深め、連帯をさらに強化して、改革選挙にの
ぞみます。

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