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第42回 「フランス~故古賀武夫先生と『夢の学校』」


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「世界は広い。小さな自分の窓から世界を見ることなく、勇敢に世界の海に漕ぎ出そう。」佐賀西高校1年生の時、臨時講師として教壇に立っていただいた古賀先生は、高校の先輩で東京外語大学を卒業後、フランス映画に空手教師の役で出演するなど、世界を渡り歩いた「枠にはまらない」先生でした。質実剛健の伝統。藩校の流れ。いくら自由な気風の学校でも、ここまでは許容できないのではないか、と生徒が心配になるような豪放磊落な方でした。
「とても先生は務まっていないだろうな」と失礼ながら思いつつも、20代の後半、約10年ぶりに佐賀に帰り真っ先に会いにいったのも古賀先生です。あにはからんや先生は型破りなNPO(地球市民の会)を立ち上げていて佐賀銀行の香月頭取が支援されていました。名もない地方のNPOは、その後、多くの賛同者を世界中に作ることになりました。
「善いものに触れれば子どもたちの目は輝く。力も引き出せる。」フランスの文化の力を学んだ先生は同時に教育の持つ可能性を一番、理解した方でもありました。病魔とたたかいながらも最期まで「夢の学校」を作り多くの子どもたちに「真善美・大きな志に触れさせたいと」情熱を燃やし続けられました。

私は総務大臣として「光の道」構想を示し、ICT維新ビジョンで「フューチャー・スクール構想」を提唱しています。これはICT(情報通信技術)を通して世界の最高の教育・真善美・大きな志に触れられるようにするものです。「ICT原口ビジョン(ぎょうせい)」という本も出版しました。日本全国で来年からモデルがスタートします。この佐賀県でも実施に移される予定です。
この原型は、古賀先生の「夢の学校」にあります。
「世界は広い。君たちの可能性は無限大だ。」今も先生の声が聞こえます。

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写真上/7月4日、佐賀市内にて演説会と挨拶回りを行う。
写真下/6月20日、伊万里駅前にて、雨の中街頭演説会を開催。

2010年10月号掲載


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