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第14回 「佐賀ハイテク研究会と集合知」


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原油高が世界を襲っています。世界の原油価格形成に重要な役割を果たす産油国に増産要請を続けています。そんな中、クウェートを訪れたときのことです。クウェートは、国を上げて脱石化エネルギーに力を入れていて、その中核に佐賀大学の上原教授が進められてきた海洋温度差発電がありました。上原教授は、佐賀ハイテク研究会設立の立役者でもあります。佐賀の偉人の大きな足跡に遠く中東で触れることになるとは思ってもいませんでした。

私が佐賀ハイテク研究会に入らせていただいたのは27歳の時でした。佐賀の産業界、学会、行政を代表する人たちが月に一回、集まってお互いの知恵を高め、佐賀の活力を作り出す壮大な試み。それが佐賀ハイテク研究会です。

衆知を集めることによって新しいものを創造する。集合知が今、特に注目されています。
この研究会での夢が実現したものをあげればキリがありません。鳥栖で動きだしたシンクロトロンもこの研究会での「集合知」・学びの場がなければ実現しなかったと思います。
知恵や科学技術は国境も越えて連帯します。人種や立場、国境も越えて、多くの集合知による挑戦が行われました。
もともと佐賀にある進取の気性。長崎出島から新しい知識を入れて近代工業の基礎を作っていった教育力は群を抜いていました。 その伝統を引き継いだのが佐賀ハイテク研究会です。

急成長のグーグルは基本ソフトアンドロイドを開発し無償公開。マイクロソフトも技術情報の原則公開を決定。IT産業の中心がOSからインターネット検索ソフトに。パソコンからモバイル端末に主役交代しつつあります。変化のスピードは速く古い枠組みが一瞬にして陳腐化します。何物にも囚われない開かれた姿勢が大切です。変化を先取りした新たな「集合知」・枠組みを創造したいと思います。

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写真上/予算委員会にて福田総理への質疑。
写真下/2月24日 みやき町にて国政報告会。

2008年6月号掲載


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