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第25回 「『医は仁術』 ~近代医学の父・伊藤玄朴と茨城県医師連盟講演~」


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茨城県の医師連盟で講演させていただきました。
後期高齢者医療制度をはじめとする大幅な医療費抑制と制度改革による医療崩壊に多くの人々が危機感を募らせています。講演は大盛況で質疑に入ってからも多くの手があがり、とても活発でした。講演をさせていただいたのは私ですが、多くの学びをいただきました。
医師連盟の原中委員長さんの言葉の中に、「人が人であることを大切にする」という言葉があります。「市場主義経済社会を目的とする立場からは、社会保障は『悪』である。我々の誰もが平等に健康を維持し、人が人であることを大切にしようとする活動は、邪魔に違いないのである。私たちは、医師なればこそ、『国手』の立場と弱い立場の方々の味方の立場を捨てることはできない。働く環境が違っても、『医師』の社会に対する使命は同じである。」
人が人であることを大切にする医療という委員長の言葉を胸に刻みます。

帰りがけに、副委員長さんから「原口さん、医学の父の地、佐賀からこられましたね。」と言われました。
「医は仁術」
根源的な人に対する理想、人が人であるための基本的な考え方・あるべき姿勢。医は仁術と言います。仁術の基本が、大きな決断と行動を支えているのだと思いました。

近代医学の基礎を築いた伊藤玄朴は佐賀の神埼の出身です。
シーボルトに長崎で学んだ伊東玄朴は、神田お玉ヶ池に種痘館を開きます。のちに西洋医学所と改称しますが、これが東大医学部の前身です。そこで伊藤玄朴は近代医学の父と呼ばれています。医師の皆さんはその直系でした。

世界的に見ても日本の医療、特に救急救命医療など高度医療はトップクラスにあります。九年庵や仁比山神社へ行く道の途中に、伊東玄朴旧宅があります。ドイツのシーボルトに導かれ佐賀から発した近代医学の発展の道を辿ってみたいと思います。

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写真上/1月11日、佐賀市の出初式にて、友人の団員と共に。寒い中、本当におつかれさまでした。
写真下/2月9日、民主党佐賀県連雇用対策本部として、佐賀市のハローワークを視察しました。

2009年5月号掲載


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